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トリガー能力とは、特定の条件を満たす度に誘発する能力である。総合ゲームルールでは「誘発型能力」と記述される。
 
トリガー能力とは、特定の条件を満たす度に誘発する能力である。総合ゲームルールでは「誘発型能力」と記述される。
 
「誘発条件(~した時)、効果(~する)」の書式で書かれる。
 
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トリガー能力が誘発条件を満たすことを「トリガーする」、トリガー能力の効果を処理することを「解決する」という。トリガー能力にはいくつかのルールがある。これを覚えておかないと、カードを使った結果がまるで変わってしまうことがあり、注意が必要である。
 
トリガー能力が誘発条件を満たすことを「トリガーする」、トリガー能力の効果を処理することを「解決する」という。トリガー能力にはいくつかのルールがある。これを覚えておかないと、カードを使った結果がまるで変わってしまうことがあり、注意が必要である。

Revision as of 17:25, 30 January 2017

Trigger Ability
トリガー能力 (トリガー能力)

Trigger Ability is a term given to cards that have an ability that occurs when a specific condition is met.

Details

トリガー能力とは、特定の条件を満たす度に誘発する能力である。総合ゲームルールでは「誘発型能力」と記述される。 「誘発条件(~した時)、効果(~する)」の書式で書かれる。


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トリガー能力が誘発条件を満たすことを「トリガーする」、トリガー能力の効果を処理することを「解決する」という。トリガー能力にはいくつかのルールがある。これを覚えておかないと、カードを使った結果がまるで変わってしまうことがあり、注意が必要である。

トリガー能力のルール(※2015年7月15日改定)

1. トリガー能力は、 他のトリガー能力や呪文の解決中には解決されない。呪文や他のトリガー能力によってトリガー能力が誘発した場合、それらが解決されるまで待機状態になり、それらが終わってから解決される。

例)《獰猛なる大地》で《魔刻の斬将オルゼキア》を出し入れする場合、《獰猛なる大地》が墓地に置かれてから《オルゼキア》のトリガー能力でクリーチャーを破壊する。

2. トリガー能力は、 全ての常在型能力の効果を適用した後に解決される 。誘発条件のない常在型能力は全てのトリガー能力に優先する。

例)《怒髪の豪腕》がバトルゾーンに存在する時に《希望の親衛隊ファンク》を召喚すると、まず《希望の親衛隊ファンク》の常在型能力の効果が処理され、《怒髪の豪腕》は破壊される。一応、《怒髪の豪腕》がいなくなっても、誘発していたトリガー能力であるパンプアップが次に解決されるが、怒髪の豪腕は既に破壊されて場にいないので不発に終わる。

3.トリガー能力が 同時に誘発した場合、いったん待機状態になり一つずつ解決する 。自分のトリガー能力が一度に二つ以上に誘発した場合、好きな順番でひとつずつ解決していく。( 実際に誘発した順番通りでなくてよい )

例)《ヘブンズ・ゲート》で《奇跡の精霊ミルザム》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》を出す場合、《ヘブンズ・ゲート》が墓地に置かれてから、ウルトラシールド・プラスとシールド交換(暴発)を好きな順番で解決する。

4. 自分と相手のトリガー能力が同時に発生した場合、 ターンを進行しているプレイヤー(>アクティブ・プレイヤー)が自身のトリガー能力を好きな順番で解決し、すべて解決し終えた後でもう一方のプレイヤーが自身のトリガー能力を解決 する。

例)互いの《飛行男》がバトルで相打ちになった場合、アクティブ・プレイヤーの《飛行男》のpigを先に解決する。 また、自分と相手のトリガー能力が同時に誘発した場合、 自分のターンか相手のターンかで結果が異なることがある 。

例)《威牙忍ヤミノザンジ》を召喚して、相手の《怒髪の豪腕》(パワー1000)を破壊しようとしたとする(どちらもトリガー能力)。それが自分のターンなら《ヤミノザンジ》の「パワー-2000」の能力から解決されるので《怒髪の豪腕》は破壊される。しかし、相手のターンだと《怒髪の豪腕》のトリガー能力から解決されるので破壊できない。

5.トリガー能力解決中に別のトリガー能力が誘発した場合、 同じタイミングで誘発したトリガー能力として扱われる (4.と関連)。加えて、非アクティブ・プレイヤーのトリガー能力解決中にアクティブ・プレイヤーのトリガー能力が誘発した場合、 如何なる場合でも必ずアクティブ・プレイヤーのトリガー能力が優先的に解決される 。(非アクティブ・プレイヤーがもつ未解決のトリガー能力は、解決が保留される)

例)バトルゾーンに相手の《百発人形マグナム》がおり、また、自分の手札とマナゾーンに《若頭 鬼流院 刃》がいるとする。 自分のメインステップ中に《若頭 鬼流院 刃》を召喚し、能力で?2体目の《若頭 鬼流院 刃》をマナゾーンからバトルゾーンに出すと、2体目の《若頭 鬼流院 刃》と相手の《百発人形マグナム》の2つのトリガー能力が誘発する。

この場合、まずアクティブ・プレイヤーから解決するため、2体目の《若頭 鬼流院 刃》のcipを先に解決する。

例)バトルゾーンには自分の《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》とその他クリーチャーが、相手の《聖霊龍王 バラディオス》が2体いるとする。《アドレナリン・マックス》はまだこのターン中タップされたことがないとし、ここでその他クリーチャーで相手の最後のシールドをブレイクしたとする。

このとき能力がトリガーするのは2体の《バラディオス》のみである。まず1体目の《バラディオス》の能力が解決されるが、その際《アドレナリン・マックス》の能力がトリガーする。《アドレナリン・マックス》のコントロール・プレイヤーがアクティブであるため、《アドレナリン・マックス》のトリガー能力を解決して全ドラゴンをアンタップする。その後2体目の《バラディオス》解決となるため、最終的に全軍がタップ状態になる。

6 適応予定だったトリガー能力が解決する前に適応対象のカードタイプが変更されたり、攻撃できない等の適応後もゲームに影響するトリガー能力が解決された後にカードタイプが変更されるたりすると、そのトリガー能力はすべてリセットされる。

例)《無敵剣 プロト・ギガハート》を装備した《龍覇 アイラ・フィズ》が《轟く侵略 レッドゾーン》に進化しているとする。このとき、他プレイヤーの《オールデリート》等カード指定除去型の全体除去が適用されると、ウエポンの《無敵剣 プロト・ギガハート》、進化元の《龍覇 アイラ・フィズ》、一番上の《轟く侵略 レッドゾーン》がそれぞれ個別に山札送りの対象となる。《轟く侵略 レッドゾーン》の移動に反応して、《無敵剣 プロト・ギガハート》の置換効果が発動し、龍解する。置換されたため、《轟く侵略 レッドゾーン》は除去を免れ、《最強龍 オウギンガ・ゼロ》もカードタイプ変更により同じく免れる。最終的に山札送りになるのは《龍覇 アイラ・フィズ》のみである。

例)《勝利のプリンプリン》で固められた《最終龍理 Q.E.D.+》が龍回避したり、《覚星龍界 剣聖ジゲン》によって裏返されたりすると、攻撃できない等はすべて無効化される。状況によっては即龍解し直して攻撃に回れる。

7. 同じトリガー能力が並列している場合、S・トリガー、およびS・バックの解決が何よりも優先される。同じS・トリガー等であれば、こちらもアクティブ・プレイヤーに優先権が存在する。逆に非アクティブ・プレイヤーのS・トリガー等と、アクティブ・プレイヤーのそれ以外のトリガー能力が並列した場合は、見かけ上非アクティブ・プレイヤーが優先される格好になる。

例)《「黒幕」》、《音感の精霊龍 エメラルーダ》等。


その他

  • かなり重要なルールのはずだが、ルールブックにもあまり記載されておらず、デュエル・マスターズ公式HPでも一部のカードのQ&A欄にちょっと載っているぐらい。
  • あまり複雑すぎることを大々的にルールブックに載せると、初心者や低年齢層が敬遠してゲームの間口が狭まるから、といった理由はあるだろうが、せめてルールブックの隅に小さい項を作って載せて欲しいところ。
  • 「バトルゾーンに出した時~」のcip能力、「破壊された時~」のpig能力、「攻撃する時~」のアタックトリガーは全てトリガー能力に該当する。 また、名前から分かるように、S・トリガーもトリガー能力である。
  • 《雷鳴の守護者ミスト・リエス》、《封魔妖スーパー・クズトレイン》等のシステムクリーチャーの能力は間違えやすいが「トリガー能力」である。「継続期間中、効果を生成する」のが常在型能力。
  • トリガー能力は何らかのイベントによって引き起こされる。そのため、必ず誘発条件となるイベントが完了した後に効果を生成する。例)《邪魂創世》で《予言者ファルシ》を破壊した場合、《邪魂創世》を墓地に置いてから《ファルシ》のpigを解決する。
  • アタックトリガーは「攻撃する時」となっているが、攻撃を終えた後ではなく、攻撃の宣言を終えた直後に効果を生成する。

その他の能力との関連

  • パワーアタッカーは トリガー能力ではない 。攻撃という継続期間の間パワーが上昇し続ける常在型能力である。
  • 《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》など、置換効果を生成するトリガー能力はあるが、置換効果自体はトリガー能力ではない。置換効果は解決の最中に割りこんで実行される効果であり、そもそも、効果と能力は別物である。単に「効果」といった場合は「能力による影響」を指す。
  • 《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》のような、「Aする時、かわりにBする」という能力は、一見トリガー能力に思えるが、 継続期間の表記が省略された常在型能力(置換効果)である。
    • 「Aする時、Bする」という能力は、Bを行うのがAした後であればトリガー能力である(《アクア・ハルカス》等)。だが、Aを実行する直前に作用し、別の結果をもたらすのであれば「 Bに割り込んでAする 」という置換効果(を生成する常在型能力)である。Magic: The Gatheringでは混同を避けるため、トリガー能力に「~するたび」を、置換効果に「~する際」を当てている。
  • 「~する(~してもよい)。そうした場合~する(~してもよい)」という、能動的にイベントを起こさせる表記は「コスト」という扱いになる。コストの場合、指定された行動が置換効果などによって結果的に行えなかった場合でも効果は実行する。 例)《邪魂創世》で《アクア・ソルジャー》を破壊しても《アクア・ソルジャー》は実際には破壊されないがドローはできる。
  • ただし、トリガー能力の場合は、指定されたイベントが実際に行われなければならない。 例)《アクア・ソルジャー》は破壊される時に置換効果で手札に戻る。よって、破壊されたという結果は残らず、《封魔妖スーパー・クズトレイン》(トリガー能力)ではドローできない。
  • 詳細は「コスト」のページを参照。なお、「~する」が「~してもよい」と、任意の場合も同様である。(《デッドリー・ラブ》など。)


  • 「Aした時、Bであれば、Cする。」という表記のトリガー能力もある。この際、Bは効果の一部として扱われる。したがって、AしたタイミングでBの条件が満たされずとも、解決時までに条件を満たせればCすることができるようになる。(例:《邪眼皇アレクサンドルIII世》、マナ武装全般、《予言者リク》etc...)
  • 一方、「DであるAした時、Cする。」という表記のトリガー能力の場合は、Dは誘発の条件として扱われる。したがって、AしたタイミングでそもそもDではなければトリガーすること自体がない。結果的にCすることもない。(例:《制御の翼 オリオティス》)
  • 誘発の条件の場合、Aした時にチェックし、解決時に確認することはない。 効果の一部の場合、解決時にチェックする。
  • 「自分のターンのはじめに~」「自分のターンのおわりに~」と書かれたトリガー能力は、そのクリーチャーがバトルゾーンにいた状態で、指定されたタイミングを迎えなければトリガーしない。
    • 例えば、ターンのはじめに覚醒したサイキック・クリーチャーの上に《超時空ストーム G・XX》を進化させた場合、そのままメテオバーン覚醒させることはできない。これは、ターンのはじめを迎えたタイミングでは《超時空ストーム G・XX》がバトルゾーンにいなかったため、そもそもメテオバーン覚醒がトリガーしないためである。
  • 多くのルール用語の例に漏れず、これもMagic: The GatheringのTriggered Abilityから。ただし、MTGでは「誘発型能力」と訳されている。


Other Types of Abilities

  • 常在型能力
  • 呪文能力(呪文の効果)
  • 置換効果(置き換え効果)
    • 破壊置換効果
      • モヤシ
      • 解除
    • マッドネス

See Also:

  • 用語集
  • 常在型能力
  • 解決
  • アタックトリガー
  • cip
  • pig