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Deck Out ライブラリアウト (Raiburari Auto) | |
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Deck Out is a term for a player's deck to run out of cards, and the defeat that occurs.
Rules[]
- デュエル・マスターズでは、最後の一枚を引いた瞬間を含む、山札のカードがなくなった瞬間にそのプレイヤーはゲームに敗北する。
- ライブラリアウトでの敗北は、状況起因処理による敗北である。なので、呪文や能力の解決中でもライブラリアウトすれば、その解決に割り込んで敗北が適用される。
- ライブラリアウトによる敗北処理は、山札のカードが0である間は継続的に発生し続ける。山札のカードが0になった瞬間のみ訪れる敗北ではないことに注意。
- このため、置換効果による敗北回避能力を一度使っても、それが《始虹帝 ミノガミ》のように山札回復に置き換えるようなものでない限り、ライブラリアウトによる敗北は結果的に回避できない。
- 「自分はゲームに負けない」効果が発生している間にライブラリアウトした場合、置換の場合と違って発生し続けるライブラリアウトを無視してゲームを続行できる。ただし、その状態で「自分はゲームに負けない」効果が消滅すればその時点で自分はゲームに負ける。
- 普通にプレイしていればありえない話だが、お互いのプレイヤーのマナ武装9を達成した《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》がバトルゾーンにいる状態、かつお互いがライブラリアウトしている状態から、それぞれの《ヴァルハラ・グランデ》が同時にバトルゾーンを離れた場合、状況起因処理によって両プレイヤーが敗北するという正式回答が出ている。
- 自分がライブラリアウトした時、相手の勝利より自分の敗北のタイミングが先に訪れる。ここが、勝利のタイミングが先に訪れるダイレクトアタックとは違う点である。
- DMEX-08時点では存在しないが、「相手はゲームに勝たない」だけで「自分はゲームに負けない」という文がない常在型能力の敗北回避能力では、自分がライブラリアウトした場合の敗北は回避できないことになる。
Deck Out Strategies[]
ライブラリアウトするとゲームに負けることを逆手に取り、ダイレクトアタックではなく相手の山札を空にすることでゲームに勝利する戦略が存在する。 この戦略を主軸においたデッキをライブラリアウトデッキと呼ぶ(なぜか「山札破壊デッキ」と呼ばれることは少ない)。
実際に使うカードやコンボの種類によって、ライブラリアウト戦略はいくつかのタイプに細分化することができる。 ライブラリアウトデッキを組む際のコンセプトはこれらのいずれかになる。
- 《ヘル・スラッシュ》などで相手の山札から逆転の芽を摘み取る事で機能不全に追い込み、そのまま山札がなくなるのを待つ除去コントロールタイプ。
- 《猛菌魚雷ヤサカノフカ》や《S級宇宙 アダムスキー》、《ヴォルグ・サンダー》で一気に山札を削り取るフィニッシャー型除去コントロールタイプ。
- 無限ループに《黒神龍ザルバ》や《曲芸メイド・リン・ララバイ》などを組みこみ、相手を即死させるコンボデッキタイプ。
- 相手を何らかの手段(主にランデス)で完全にロックして手も足も出ない状態にさせ、相手の山札が自然に尽きるのを待つコンボデッキタイプ。
- ロックとしては不完全ながらも相手を拘束(主にハンデス)し、場合によってはライブラリアウトを目指すコントロールタイプ。
1.のタイプは闘魂編に現れ、2007年までの主流だった。《ヘル・スラッシュ》に《ロスト・チャージャー》、 《フューチャー・スラッシュ》という3枚の山札破壊呪文がキーカードとし、常にメタゲームの一角を占めていた。しかし、この3枚が07年1月に全てプレミアム殿堂入りしたため、このデッキタイプは消滅した。 以降、相手の山札から特定のカードを捨てることは《ギガザンダ》のアクセル能力に限られる。
2.のタイプは1.の消滅後に神化編で登場。山札を無作為に削るという特徴がある。そのため1.より逆転されるリスクが増大している。より安全に攻める、削る量を増やすといったチューニングが施される。
3.のタイプはコンボの完成に多くの労力を費やし、相手のデッキを機能不全に追い込むことを狙わないという点で1.のタイプと大きく異なる。
4.のタイプは方向性こそ異なるが、ロックによって間接的に相手のデッキが機能不全に陥るので、その意味では1.と共通している。
5.のタイプは相手のコントロールするための除去やハンデスにデッキスペースが優先されるため、ライブラリアウトを勝ち筋の1つ程度に留めているデッキが多い。
List of Deckout decks by type[]
タイプ1(*【除去コントロール】タイプ)
- 【化身コン】(現在は消滅)
- 【白青黒赤ライブラリアウト】(現在は消滅)
タイプ2(フィニッシャータイプ)
- 【ヤサカノフカライブラリアウト】
- 【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】
- 【紅蓮ゾルゲ】(一度消滅し復活したものの、再度[1]。消滅)
- 【アダムスキーライブラリアウト】
タイプ3(ループコンボタイプ)
- 【ケロディナンスライブラリアウト】
- 【ヘルゲート・ムーンライブラリアウト】
- 【ジェームズゾルゲ】
- 【パクリオループ】
- 【ラララオプティマス】
- 【ヘレンループ】
- 【天門ループ】
- 【知新ジャスティス】
- 【マーシャルエクストラウィン】
- 【マークロループ】
- 《デュエにゃん皇帝》ループ
- 【ラグマループ】
- 【緑単ループ】
- 【キンコングループ】
- 【バッシュギヌス】(現在はほぼ消滅)
- 【チェイングラスパーループ】
- 【カリヤドネループ】
タイプ4(ロックタイプ)
- 【ジョバンニスコール】(現在は消滅)
- 【イルカロック】
タイプ5(サブ戦略タイプ)
- 【ドロマー超次元】
- 【青黒ハンデス超次元】
Individual Cards[]
ピーピング系山札破壊
- 《ヘル・スラッシュ》(プレミアム殿堂)
- 《フューチャー・スラッシュ》(プレミアム殿堂)
- 《ロスト・チャージャー》(プレミアム殿堂)
- 《ギガザンダ》
- 《石臼男》(ゲームオリジナルカード)
悠久に対応できない山札破壊
- 《猛菌魚雷ヤサカノフカ》
- 《ヴォルグ・サンダー》(プレミアム殿堂)
- 《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》
- 《龍芭扇 ファンパイ》
悠久に対応できる山札破壊
- 《黒神龍ザルバ》
- 《曲芸メイド・リン・ララバイ》
- 《蒼神龍ヴェール・バビロニア》
- 《サイバー・N・ワールド》
- 《腐敗麗姫ベラ》
- 《超次元の手ホワイト・ブラックホール》
- 《アルカディア・スパーク》
- 《S級宇宙 アダムスキー》
- 《夢の兵器 デュエロウ》
- 《宇宙 タコンチュ》
- 《H.D.2.》(《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》)
- 他、上記のピーピング系山札破壊もこれに当たる
封印による山札破壊
- 《禁断〜封印されしX〜》/《伝説の禁断 ドキンダムX》(殿堂入り)
- 《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX》(殿堂入り)
- 《ドキンダム・アポカリプス》
- 《ドルマゲドン・ビッグバン》
Notes
- 初期に登場した山札破壊呪文は軒並みプレミアム殿堂入りしている。これは強すぎるからという理由よりも、これを使ったデッキが低年齢層に不評だったため、相手の山札を見る時に遅延行為やカードの扱いなどでトラブルがよく起きていたためという説がある。
- 山札破壊呪文の禁止後、山札破壊ができるカードは長らく登場していなかったが、DM-33の《猛菌魚雷ヤサカノフカ》以降はいくつか登場している。《ヴォルグ・サンダー》を使った【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】や【紅蓮ゾルゲ】、《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》デッキなどが存在している。
- 特に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》と《ヴォルグ・サンダー》の組み合わせは、超次元ゾーンを使うためデッキスペースを圧迫しない。そのため勝ち筋の1つとして他のデッキと混ぜやすいという特徴がある。
- 《転生プログラム》、《黒神龍ザルバ》や《暴走機械オーバースキル》など、カードを強制的に引かせたり墓地に置かせる能力でもライブラリアウトを狙うことができる。
- 逆に、自分の山札を墓地に送るカードは数多く存在する。無計画に使うと意外なほど早くライブラリアウトとなってしまうので注意。
Other[]
- ランデスロックの場合は、相手の山札を直接削るよりも、自分の山札を適宜回復せさせることで山札の枚数に差をつけ、ターン数を経ることでライブラリアウトを目指すことが多い。これは色や種族の関係上仕方がない面がある。【ジョバンニスコール】における《クルトの気合釣り》や「イルカイルロック」における《アクア・リアクター》、ないしは《激沸騰!オンセン・ガロウズ》×《DG 〜裁キノ刻〜》は、間接的なライブラリアウト補助の役目を担う。
- 《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》はライブラリアウトデッキに対する強力なメタカードである。相手がこれを使用している場合は墓地送りによるライブラリアウトがほぼ絶望的になるので注意したい。このカードの存在から、ライブラリアウトデッキを作る場合はメインに据えるカードの山札破壊方式が墓地送りなのか否かが重要視される。《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》の効果は置換効果であるため《S級宇宙 アダムスキー》でも突破可能。
- 味方の特殊敗北能力や相手のクリーチャーの特殊勝利能力と同じく、《十弐制覇 鬼「王者」》の能力で敗北を回避する事が可能。この場合、山札が0枚の状態でゲームを続行する事になる。当然ドロー等はできない。
- ただしライブラリアウトの条件は「山札が0枚になったとき」ではなく、「山札が0枚である間」のため《不敗のダイハード・リュウセイ》の場合、置換効果を適用してもpig能力が解決される前に敗北が決定するため、結果的に効果を発揮せずに敗北してしまう。
- ライブラリアウトに反応するカードとして《龍素記号Tb ドロダブル Bros.》《世界の果て ターミネーター》《水上第九院 シャコガイル》が存在する。いずれも「山札の最後の1枚を引く時」、つまりドロー限定だが、置換効果でライブラリアウトを回避できる。特に《水上第九院 シャコガイル》は敗北を特殊勝利に変換してしまう強力な能力を持つ。
- 逆に相手の山札を初期の40枚状態にしてしまって勝利を確定させる戦略も考えられる。従来は《トンギヌスの槍》でマナゾーンとシールドゾーンとバトルゾーンを空にしてしまえば勝利は確定したが、革命編で革命0トリガーが生まれてしまったため、【緑単ループ】ではダメ押しの《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》ですべて山札に戻してしまうのが主流。
- 自分からライブラリアウトする方法もある。《パーロックのミラクルフィーバー》でデッキに入っていないカードを宣言したり、《インビンシブル・テクノロジー》で山札を何も考えず鷲掴みにしたりすれば一発で山札が空になる。
- 長らくの間、自分の山札が削れる事はリスクでしかなかった。しかしジョー編からは、最後のドローで特殊勝利できる《水上第九院 シャコガイル》、天地命動 バラギアラによる過剰なマナブーストを支える《始虹帝 ミノガミ》、過剰なドローをしても負けない《ファビュラス一番ドリップ》など、山札が切れることを味方につけるカードもたびたび登場している。
- アニメ「VS」においてホカベンがデュエマ甲子園決勝大会においてギョウとの対戦時にライブラリアウト負けを喫する。その後、幕張でのイベントにて開催された「デュエマ甲子園日本一決定戦」にて行われた「番外編 アニメ関係者限定デュエマ甲子園」にて「中の人」である菅原雅芳氏がライブラリアウト負けを喫している。この事から後にDeadmanに「デッキアウトはホカベンの得意技」とまで言われてしまっている。
- Magic:The Gatheringから輸入された用語で、あちらでは山札のことをライブラリと呼ぶことから来ている。
- ちなみに「ライブラリ/Library」には「山札」という意味はない。山札は「デッキ/Deck」である。
- なおMagic:The Gatheringのライブラリアウトは山札がなくなった瞬間ではなく「カードのない山札からドローしようとするときに」敗北するルールであり、デュエル・マスターズのそれとは若干異なる。